ISOコンテナ積載車両導入

 当社はこの度ISOコンテナ積載車両を導入いたしました。ISOコンテナは国際規格の危険物液体貨物の輸送手段として欧米を中心に発展してきました。当初、日本においては消防許可を得る事が非常に厳しいとされていましたが、消防庁の見解が緩和され、近年は国内でも関東を中心に全国にひろがりをみせており、今後さらに増えていく輸送手段のひとつであると考えられています。
 従来のタンクローリーとの大きな違いは、輸送する化成品ごとにタンクコンテナを交換して積載することにより、一台のトラックで複数の化成品を輸送することが可能となります。しかし車高が1割程度高くなる事や、1層タンクの為、走行中に内部で液体動揺が発生し運転に支障が出る事もあり、走行には知識と経験を有する熟練のドライバーの乗務が必要となります。 
 我々はこれらの問題に対応できる力を身に付け、今後ますます多様化するユーザーからの輸送ニーズに応えられるよう日々努力し、心が通う高品質輸送サービスを提供できるよう力強く前進していきます。