睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を実施しています

当社では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を、全乗務員を対象に実施しています。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)はその名の通り、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。通称SAS(サス)とも呼ばれています。
SASは、「単に眠っている間に少し呼吸が止まるだけ」ではありません。睡眠不足による眠気や集中力の低下は、居眠り運転による重大事故にも繋がり、社会的にも問題視されています。さらには、低酸素状態に陥ることで心臓や血管にダメージを受け、高血圧、心臓病、糖尿病、脳卒中などの合併症を引き起こす場合もある、深刻な病気なのです。
SASのことが比較的知られるようになった現在でも、SASが関与したとされる交通事故は後を絶ちません。それは、自分の症状がSASであるということに気づかず、適切な検査や治療に至っていない人がまだ多いということでもあります。
当社では、有所見者に対して医療機関への受診を指導しています。今後も当社は社員の健康管理や安全運行の維持に努めてまいります。