第62期を振り返って思うこと

2020年は新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックにより、この先歴史に語り継がれていくと思われるほど世の中を大きく変えてしまいました。2021年になっても収束の兆しが見えていません。

2019年12月: 中国湖北省武漢市での原因不明肺炎発生の報
2020年 1月: 日本国内で初の感染者確認
2020年 2月: 乗客の感染が確認されたクルーズ船が横浜に入港
       国内で初めて感染者の死亡が確認
       北海道、独自に緊急事態宣言を発令
2020年3月: 全国のすべての小中学校に臨時休校
       東京オリンピック・パラリンピックの延期発表
2020年4月: 緊急事態宣言発令
2020年5月: 緊急事態宣言解除
2020年7月: Go To キャンペーン開始
2020年11月: コロナ感染(第3波)拡大
2021年 1月: 緊急事態宣言再度発令
2021年 2月: ワクチン接種開始(医療従事者先行接種)
2021年 3月: 緊急事態宣言解除(岐阜県含む10都府県)
       東京オリンピック・パラリンピック聖火リレースタート
2021年 4月: 緊急事態宣言再度発令(東京都、大阪府、兵庫県)

これらのできごとを経て、人々は感染を恐れ、感染する場所への往来、3密(密閉、密集、密接)を避けるようになり、行動様式も変化しました。

<行動様式の変化>
・マスクをするようになった
・旅行ができなくなった
・リモートワークで仕事をするようになった
・会食や外食をしなくなった

2019年の年末時点でこの状況を予見できた人はどれほどいたのでしょうか?中国武漢のニュースを聞いたときも対岸の火事と思われていたのではないかと思います。決して予見できなかったことが悪いわけではなく、大事なことは予見できないような突発的な変化に我々はちゃんと対応できただろうか、対応しているのだろうかということだと思います。

この62期を振り返り、世の中は予見できないことが突然起こるということ、そして、その変化に対し真正面から対峙し試行錯誤する重要性を学ばせていただいたように思います。